ま! ドスケンです。
本当にあった悲しい話を一つ。
これは僕が小学生の頃の話です。
はるか昔の話なのですが、今でも鮮明に覚えています。
小さな頃の僕には、それほど衝撃的な話だったのです。
とっても勉強になる話です。
実話の悲しい話を短編でどうぞ【人に少しだけ親切にすると、逆効果になる】
小学生四年生くらいの僕は、ソフトクリーム屋の順番待ちをしておりました。
母親と一緒に並んでいました。
僕らの前には、小学二年生くらいの男の子と、その親が順番待ちをしていました。
ごくごく平和な休日の一ページです。
僕の一つ前の子の順番になりました。
ソフトクリームを受け取り、嬉しそうに飛び跳ねました。
(子供って何故か飛び跳ねますよね)
その瞬間、男の子はソフトクリームを地面に落下させてしまったのです。
垂直落下式です。
うわっ!!
なんてこったぁ!!
当然、男の子は地面に落ちたソフトクリームを見て、泣き出します。
子供だから許される、可愛い光景です。
これが40代のオッサンだったらマジで怖いでしょう。
飛び跳ね、ソフトクリームを落とし、泣きじゃくるオッサン。
恐怖。
一体なんの話をしているんでしょうか。
とにもかくにも、男の子は泣きじゃくるのです。
すると、それを見ていたソフトクリーム屋の店員が、ソフトクリームを機械で作り始めたのです。
通常コーンの上に4巻きくらいあるソフトクリームですが、2巻きでした。
そして「もう落としたらいけないよ」と言って、男の子にソフトクリームを手渡したのです。
もちろん、タダ。無料です。店員の気持ちなのです。
それを見ていた僕の母親は言いました。
「ソフトクリーム小さっ!! ホンマけち臭いわぁ~!!」
僕は衝撃を受けました。
身体を波動が貫きました。
ソフトクリームを落としたのは男の子です。
自業自得です。
それに対して、2巻きのソフトクリームを渡した店員は、自腹を削ってソフトクリームを巻いているのです。
その結果
けち臭い!
と思われてしまったのです。
さらには僕のマザーが実際に口にした事により、周りの人にも【けち臭い】と思われるブーストが付いてしまったのです。
僕はこの一件で学びました。
人に親切にするなら、思いっきりやった方が良いと。
人間って、とっても恐ろしいですよね。
それでは、さよなら。さよなら。
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