本日は書くのは、可愛くて面白い、小学生の頃の笑える話。
野良犬に追いかけまわされた話をドロップしちゃう。
野良犬は怖い。
しかし、もっと怖いものも居る……。
茶番はこの辺で、さっさと行っちゃおう。
爆笑必至!
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可愛くて面白い・小学生の頃の笑える話【野良犬の恐怖】
話は小学生の頃まで遡ります。
おそらくは小学三年生。
めっちゃ可愛い頃の俺たちの話♡
俺は友達のヤンジュと近所の公園で遊んでいました。
(ヤンジュはこのブログに何回も登場する、凄いパワーを誇る、戦闘民族の事。今でも一緒にジムへ行く仲)
ヤンジュはせんべいを家から持参しており、ボリボリと食っていました。
俺もカラムーチョとトンガリコーンを持ってきていて、ボリボリと食っていました。(なぜこんなハードコアな菓子をセレクトしたのかは不明)
俺はトンガリコーンを指にはめて頭の悪さ丸出しで遊んでいたのです。
一方のヤンジュはせんべいを口にくわえた状態でウンテイをしていました。(手でぶらさがって進むやつね)
まるで猿のようにウンテイで行ったり来たりしていたのが、飽きたのか俺の座っているベンチへ戻ってきました。
その刹那!!
俺は遠くに何かを発見しました。
い、犬!?
「おい、ヤンジュ! 犬が近づいて来るぞ」
「ななーん!! 本当だ、犬だ」
犬はじりじりと距離を詰めてきています。
茶色い中型犬。雑種です。
「おい!! マジで近づいてきたぞドスケン!!!」
ヤンジュは犬が苦手なのです。
デカイ体を小刻みに震わせ興奮させています。
そして、とうとう恐れていた事が起きたのです。
Action!
犬は俺たちめがけ、弾丸のように走ってきました!!
目がイッてる!
「全員逃げろ!!!」
俺は叫んだ。二人しか居ないのに全員と言った。なぜかって? そんなの知るか。
俺らは二手に別れて逃げました。
犬はヤンジュの方へ行きました。予想通りです(笑)
「なななななーん!!!!」
ヤンジュは、腕をぐちゃぐちゃに振り回して、せんべいを無我夢中で投げました。
その姿はまるで、【3歳から始めよう。やりたい放題】のCMの赤ちゃんがティッシュを箱から出しまくる姿にリンクして見えました。
わふっ!!!
犬は地面に落ちたセンベイをガリガリ食べはじめました!
「ヤンジュ! 今のうちに逃げるんだ!」
「ななななーん!!!」
ヤンジュは逃げた! 己のもつすべてのパワーを使って逃げた。
しかし、犬はセンベイを食べ終え、すぐさま追撃の姿勢を見せたのです。
この間、わずか3秒の出来事であります。
「ヤンジュ! センベイだ! もう一回センベイを投げろ!」
「な、なーん」
普通は逃げる方向とは逆に、センベイを軽く投げると思います。
しかしヤンジュは脳みそまで怪力の男だと言う事を忘れてはいけない。いけないよ。
いけないよぉ。
ヤンジュは犬目掛けて全力で投げたのです。
せんべいは、まるでフリスピーのごとく空気を割き、犬の額に激突しました。
ぐるるるるるるるるるるるるるるる
犬がブチ切れたのが分かりました。
犬は凄まじい勢いでヤンジュに襲いかかる!
「うわぁ! ななななーん!!!」
ヤンジュはウンテイに飛びつき、ぶら下がった!!
しかし、犬は真下で待ち構えている!
なんか、こんな映画みたことある!!
腕の力で体を持ち上げるヤンジュ。
しかし、下では犬がグルグル回りながら待機。
ヤンジュの腕にも限界がきます。
「ど、ドスケン! 助けてくれ!」
なんと言う事でしょう。
ヤンジュの手がぷるぷると小刻みに震えているのです。
ぎゃははははははははは!!!
いかんいかん、笑っている場合ではない。
俺は避難してたジャングルジムから地面に降り、石を拾って犬に近づきました。
もう片方の手にはカラムーチョです。
「ドスケン、はやくしろ! 落ちちゃう!」
「無茶言うな、耐えろ! 今考えてる」
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