時期が来たのでネクタイを締めれないオッサンについて語ります

ま! ドスケンです。
先日、友人の結婚式があり、学生時代の友人で民泊(エアビーアンドビー)にて前泊した話を書きました。
その話はこちら
ヤバい友達
合計四人で泊まったんですが、その中に一名常軌を逸した伝説の男、キョガイトが含まれていたんですよね。
キョガイトの伝説は数知れず。
何をやってもあり得ないミスをし、周りを苛つかせ、最大限にハプニングを巻き起こす、150cmちょいの規格内の男。
体重も35キロと、風が吹けば飛ぶ男なのだ。
ふぅーっ!!!
キョガイトの学生時代の有り得ない寝床の話はこちら
学生時代にはバイト代を降格させられると言う誰も経験することの無い偉業を達成した。
それも三段階降格だ。
そんなヤツ聞いたことねぇよ。
原付ですら二段階右折なのに。
そんな不気味な野郎となぜ15年以上も一緒に居るのかと言うと……。
俺もよく分からない。友達とはそんなモノなのだろう(笑)
根は良いヤツなんだよね、結構友達想いでさ。
その倍、すんごいフケをまき散らすけどさ。
うん↓
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キョガイトワールド
その日は、宿泊先にキョガイトだけ到着しないと言うハプニングから始まった。
超絶方向音痴の俺ですら到着してると言うのに(もちろんナビ使ってる)
他の三人は全員苛立っていた(笑)
特にチンヤと言う友人は髪の毛が金色になりかけていた。
こ、これは伝説の……。
仕方なく俺とキムモーと言う友人の二人でキョガイトを捕獲しに行くと、奴は宿泊先とは真逆の方向へ歩いていた。
すぐさまポケモンの様にゲットすると、俺たちは宿泊先へ戻った。
キョガイトは二段ベッドの下を迷わずセレクトして自分の陣地を作ると、声を発した。
「ネクタイって締めれるかぁ?」
!?
ほぼ全員がキョガイトの発言に気づいてすらないが、俺の耳はキョガイトの声を拾ってしまった。
何を言ってるんだ、この小さなオッサンは。
ど、どう言う意味なんだ?ネクタイを使って締め技は出来るかって意味か?
「何を言ってるんだ? 小さき者よ?」
俺はキョガイトの方をチラっと見て言った。
直視してはならない。あくまでチラっと見るのだ(笑)
「せやから、ネクタイ締めれるんかって聞いとるんや」
なぜ若干切れてるんだコイツは(笑)
「中学生じゃねーんだから、締めれないヤツなんて居ないだろ」
俺は冷徹に答えた。かなりの冷徹具合だ。
徹子の部屋で芸人が何かを言った時の黒柳徹子ばりの対応だ。
「そうか。俺は締め方を忘れてしまったんや」
いやいやいや。
マジかよこいつ(笑)
そんな記憶喪失風に言うなよ。
どんな34歳やねん。
するとキョガイトは嬉しそうに自分のネクタイを汚いバッグから取り出した。
「見てみぃ、これなら首にかけるだけでネクタイ締めれるんや!」
キョガイトは誇らしげな顔をして言った。(写真NGらしいので顔は写ってないが)
ってか二段ベッドって、そんな風に座るのか!?
親友の結婚式に、そんな百均っぽいネクタイで出席するとは、さすがだぜキョガイト!!
こんなネクタイ売ってるんだね(笑)
そんなにネクタイ締めれないなら蝶ネクタイにしろ!!!
と思ったドスケンでした(^^)/